前置胎盤妊娠記録⑮ 28w1d 出産の日➂

全前置胎盤妊娠から23wより管理入院、

28w1dで大出血を起こし緊急帝王切開で

SOUを出産するまでの過程です。

ここからは出産当日の記録になるので

大出血など生々しい状況の描写が

出てくると思います。

苦手な方ご注意ください!

前回からの続き

とりあえず、張り止めの点滴を

段階的にmaxまで上げて

何とかお腹の張りを抑え、今すぐの分娩を

回避しようという方向で

話はまとまった。

病室は大部屋から個室に移され

この時、18時過ぎ時点で、

リトドリンとマグセントの点滴量は

マグセント 14ml/h(上限20ml/h)

リトドリン 27ml/h (上限30ml/h)

まだ上げる余地はあったものの

点滴できる上限量に近づいてきていた。

ここから数時間の動きは時系列で。

19時過ぎ ずっと張りをモニターで

確認していたが収まらず

 マグセント14→16 ml/hにUP。

火照り、気持ち悪さで死にそう。

短時間で急激に点滴量が増えたため、

これ以上は採血して様子を見ながら

調整していこうと言われた。

バタバタで夜の食事時間を

過ぎていたので

夫がコンビニでおにぎりだけ

買ってきてくれ

 そのまま帰った。 

(当時、長男が発熱で私の親に

ずっと預かられていたこともあり

このあと手術でないなら

一度帰らないと行けなかったため)

結局この時のおにぎり、

張りが少し落ち着いたら

 食べていいですよと

言われていたものの

結局張りは収まらず

この後オペになったので・・・

食べられることは無く終わった

20時半  強い張りが収まらず。

ここで再び主治医のB先生が来て

出来る限りのことをするため

ここからMFICUにうつり

尿管カテーテルをいれて絶対安静に

しましょうと言われた。

ついにトイレもいけなくなるのか。

泣きそうだったが、

そのままMFICUにすぐ移動になった。

尿管カテーテルは、

入れる瞬間は違和感すごく、

 痛みもあったが一瞬で

そのあとはすぐ違和感もなくなった。

20時40分  MFICU到着、

リトドリンが上げられることになり

 30ml/h(MAX値)に。

    

リトドリンの点滴が上限まで上げられ、

B先生から再度内診してみましょうと

言われたその時だった。

夕方の最初の大出血と同等か、

もしかしたらそれ以上かもしれない

突然かつ大量の出血が

自分の下から起こったのが

横たわった状態でも

すぐに分かった。

 それまで、何とか張りを抑え

妊娠継続をさせようと

全力を尽くしてくれていた

B先生がその瞬間、

はっきりとした声で

 「これは、もうカイザーしましょう」

 と言ったのが聞こえた。

 時間でいうと21時ちょうど。

 28w1d 妊娠継続をあきらめ、

緊急帝王切開が

 決まった瞬間だった。

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